ケアする側をケアする空間“プラス”認知症&介護予防支援「オレンジテラス」リスタートします!!

  • 2018.07.12 Thursday
  • 12:16

平成28年度にスタートし、今年度で3年目のシーズンを迎える、ケアする側をケアする空間“プラス”認知症&介護予防支援「オレンジテラス」がリスタートします!!

 

 

が、その前に...私が福祉業界に入って最初に抱いた素朴な疑問を綴ります。

 

私が福祉業界に入ったのは今から13年ほど前。

 

福祉に関する知識も技術も経験も無ければ、当然、資格も無い。

 

それ以前に予備知識すらなかった当時の私は、当たり前のことですら理解できない未熟者でした。

 

そのため、「良いケアを提供するように」と言われるが、良いケアとは、一体どのようなケアなのか理解できずにいました。

 

「ご利用者様に寄り添う」とか「ご利用者様の気持ちを大切にする」とか言われるが、どこか釈然としない。

 

「寄り添う」とは、どのようなことなのか?

 

「気持ちを大切にする」とはどのような行為なのか?

 

よく、「その人がその人らしく」と言われるが、その人は一体どんな人なのか理解できているのだろうか?

 

何より、その人がどんな状態であったらその人らしいと言えるのか...?

 

その答えは誰も持っていないのではないだろうか...?

 

もしかすると、ケアされる側ですら、その答えは持ち合わせていないのではないだろうか...?

 

ただ、現実的に、ケアされる側の望みをすべて叶えるのは無理だと思う。

 

なぜなら、彼らの望みは「元気だった頃の自分に戻りたい、自由気ままに暮らしたい」のだし、介護者にも果たさなければならない役割がある以上、ご利用者様に寄り添うのも、気持ちを大切にするのも、一定の限界があると思う。

 

無知で未熟な私が無い知恵を絞り、私なりに考えた「良いケア」。

 

1に安心、2に安全、3に元気(健康)で楽しく笑って過ごせる環境づくり。

 

「安心に勝るサービス無し!!」

 

「安心」とは、周りの人たちが私のことを知っていて、理解してくれていて、気に掛けてくれている環境。

 

そして、私も周りの人たちのことを知っていて、フレンドリーに接することができる環境。

 

冗談を言い合えて、ちょっとしたことでも気軽に頼めて、相談できて、お互いに気遣い合える環境。

 

お互いを知っている者同士が集っている環境...そんな環境づくりが「良いケア」の土台ではないか?と考えました。

 

「安全は心のゆとりを生む」

 

「安全」とは、事故やトラブルなどのリスクが少ない環境。

 

例え、思わぬ事態が発生しても、そのダメージが最小限で食い止められる環境。

 

リスクが少なければ少ないほど、心にゆとりが生まれます。

 

そのゆとりが良いケアを創り出す源になるのではないか?と考えました。

 

「明るく、楽しく、元気よく!!」

 

良いケアとは、心地好い雰囲気を創り出すことではないだろうか?

 

楽しいことがあれば多少の苦労は気にならないし、笑えることがあれば気分も落ち込まない。

 

例え、心身に何らかの障がいがあっても、楽しく笑っている時は心も体も元気でいられる。

 

元気があれば食事もおいしく感じるし、ポジティブな思考でいられる。

 

そんな空間を創造し、演出することが「良いケア」なのではないか?と考えました。

 

ケアに関する知識も大切、技術も大切、それらを習得して資格を取得することも大切。

 

しかし、せっかく頑張って学び得た知識や技術も、活かせなければ宝の持ち腐れ。

 

どれだけ多くの知識や技術を習得していても、不安や悩み、ストレスを抱えたままでは発揮することができない...

 

介護の現場では、往々にして、こんなことが多いようです。

 

私、苛々しています...

 

私、悩んでいます...

 

私、焦っています...

 

私、頭がいっぱいでどうにかなりそうです...

 

私、このままで良いのか不安で、心が折れてしまいそうです...

 

そんな雰囲気を醸し出している介護者にケアされる要介護者は、笑顔になれるのだろうか?

 

元気になれるのだろうか?

 

穏やかな気持ちでいられるのだろうか?

 

安心できるのだろうか?

 

ケアする側が笑顔でいれば、ケアされる側も笑顔になれる。

 

ケアする側が元気でいたら、ケアされる側も元気になれる。

 

ケアする側が穏やかな気持ちでいたら、ケアされる側も穏やかな気持ちになれる。

 

しかし、ケアする側だって心が疲れる時もある。

 

迷って不安になることもあるし、不安を抱え込んで滅入ってしまう時もある。

 

物事が上手くいかない時は苛々してしまい、顔の表情が険しくなったり、言葉がきつくなったり、高圧的な態度を取ってしまったりすることもある。

 

ケアする側も人間なのだから、いつも笑顔でいることはできないし、元気でいることもできない。

 

穏やかな気持ちのままで居続けることもできない。

 

ただ、ケアする側が笑顔でいないとケアされる側も笑顔になれないし、ケアする側が元気でいないとケアされる側も元気になれない。

 

ケアする側が穏やかな気持ちでいないと、ケアされる側も穏やかな気持ちになれない。

 

だから、ケアする側もケアされる空間があった方が良い。

 

不安を軽減できる空間、楽しい時間を過ごせる空間、ストレスを発散できる空間、冗談を言って笑える空間、心が落ちつける空間。

 

そうして、少しでも不安やストレスが軽減できたら、失いかけていたモチベーションが戻って来て、「よし、頑張ろう」と思えるかもしれない。

 

笑顔と元気が戻ってきて、穏やかな気持ちになれるかもしれない。

 

そうしたら、ケアされる側にも笑顔と元気が戻ってきて、穏やかな時間を過ごせるかもしれない。

 

悩みや不安、ストレスを抱え込みそうになった時は、ケアする側もケアされよう。

 

自分をケアできないと、ケアされる側を笑顔にできないし、元気にできないし、穏やかな気持ちで過ごしてもらうことはできないのだから。

 

身近に相談できる相手がいたり、気分転換ができる場所があったり、元気を分けてくれる人がいたりすれば、ケアする側も笑顔を失わないだろうし、元気でいられるだろう。

 

でも、それがなければ...そんな相手を、場所を探しましょう。

 

そうして、頭の中が混乱しかけたり、心がいっぱいになりかけたり、折れそうになった時は、お互いに頼り合い、助け合いましょう。

 

お互いに協力し、お互いの「モチベーションアップ!!」に貢献し合いましょう。

 

それが、ケアする側にとって心地好い、「良いケア」を提供する最良の手段なのですから。

 

本年9月から来年2月まで、鹿児島市内の各地でNPO法人オレンジハートが主催する「ケアする側をケアする空間“オレンジテラス”」が開催されます。

 

この活動は、鹿児島市から助成を受けて実施されるもので、「ストレスケア、介護相談、心身の健康維持に役立つ体操」などを気軽に楽しく体験できる企画となっております。

 

対象は、自宅や施設などで介護に携わっている方、認知症予防や介護予防に興味関心のある方、今はまだ介護とは無縁だけれど、今後、介護と向き合う可能性がある方などで、来場も各種体験も全て無料となっております。

 

日程及び会場は情報が得られ次第、随時、アップして参ります。

 

ぜひ、ケアする側をケアする空間をご活用ください!!

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